■ 災害ボランティア
平成30年7月の西日本豪雨災害により亡くなられた方のご冥福をお祈りすると共に、被災された地域の皆様に心よりお見舞い申しあげます。被災地の一日も早い復興をお祈りしております。
ボランティア報告
当社では、岡山県薬剤師会の薬剤師ボランティアとして5名の社員が活動してきました。
避難所の患者さんの健康相談をメインに活動をしました。薬剤師が避難所を巡回し、一般用医薬品での最低限の対応や受診勧奨、現在の医療の受け方などについての説明をしたり、災害前の状況に戻ることができるように支援活動をしました。
平成23年3月の東日本大震災により亡くなられた方のご冥福をお祈りすると共に、被災された地域の皆様に心よりお見舞い申しあげます。
被災地の一日も早い復興をお祈りしております。
当社では、日本薬剤師会の薬剤師ボランティアとして2名の社員が活動してきました。
ボランティア報告
報告者 森川
東日本大震災で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。この度日本薬剤師会の支援活動に参加して参りましたので簡単にではありますがご報告させていただきます。
●活動期間 H23年6月26日~H23年6月30日
●活動場所 宮城県石巻市牡鹿半島地域 (一般用薬品『OTC』聞き取り班) および湊小学校避難所
●活動内容報告
●1日目
- 岡山からは私を含めて薬剤師2人。岡山~仙台は新幹線移動。仙台駅にて広島の薬剤師2人と合流しました。日曜日ということもありましたが仙台駅は人も多く活気があったように見えます。
- 仙台からレンタカーで我々の活動地域の石巻市へ向かいましたが道路脇は凸凹があり地震の被害を感じました。
- 石巻のインター付近はイオンもあり開店している店も多いですが海に近い渡波地区・石巻港周辺・市立病院周辺の津波被害の大きさを目の当たりにしたときは言葉も出ませんでした。
- 我々の活動拠点の石巻薬剤師会仮事務所では毎日朝・夕にミーティングがあります。初日は石巻市薬剤師会の丹野先生より震災時から現在までの話を聞きました。地震発生時の体験談は本当に衝撃的で心に残る話ばかりでした。ミーティングにより自分の派遣場所は湊小学校診療所に決定しました。
- 湊小学校診療所での支援活動内容
- 支援医療チームの医師による診察後、発行される院外処方せんの監査が主な活動です。
- 近隣調剤薬局は少しずつ業務再開してきているので地域医療復興へ向けて避難者の方々に近隣医療機関の紹介なども薬剤師が行います。
- 急性期疾患は診療所内で対応することもあるので薬剤師がカルテからお薬、薬袋、手帳を準備して患者様に服薬指導を行います。
●2日目
午前中は沖縄日赤チームの湊中学校回診に同行しました。
湊中学校の状況
- 湊中学校は湊小学校よりやや海側にあり臭いがやや強い感じがあります。
- 避難者は37人ほどと湊小学校に比べかなり少なく1家族1部屋のようでした。一方でハエの数は湊小学校よりも多いと感じました。衛生環境はあまりよくないのでしょうか?
●3日目
各避難所をまわりOTCの聞き取り調査(必要なもの・過剰にあるものの回収・適正使用)を行いました。
OTC斑の支援について
- 牡鹿半島を走っているとこんな高台まで??というところまで津波が襲った形跡がありました。あらためて規模の大きさ、津波の恐ろしさを感じました。
- 避難所の方々の要望で多かったのは、ハエ・蚊・ダニ・その他害虫駆除用品、および虫よけスプレー、虫さされに塗る薬でした。また山近くの避難所ではヒル対策の声もありました。
支援を終えての感想
- 復興は少しずつ進んでいるようですが被害範囲が広範囲かつ大規模なのでかなりの時間と労力が必要だと感じました。薬剤師会の支援活動は6月で終了ですが今後も他の形での支援は必要だと思います。
- これからの支援活動は地域全体の復興を目指した活動が大事になってくると感じました。
- 薬剤師は今後環境衛生面での復興支援活動で活躍することができそうです。
- この度は薬剤師会の皆様、おかやま薬局の社員の皆様など様々な方々のおかげでこのような支援活動に参加することができました。本当にありがとうございました。
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