災害ボランティア

 この度の震災により亡くなられた方のご冥福をお祈りすると共に、被災された地域の皆様に心よりお見舞い申しあげます。

 被災地の一日も早い復興をお祈りしております。

 当社では、日本薬剤師会の薬剤師ボランティアとして2名の社員が活動してきました。


ボランティア報告 1

報告者 武田

 今回の東北地方太平洋沖地震でおなくなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された地域の皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

 私は日本薬剤師会の薬剤師ボランティアとして、H23年5月29日~H23年6月3日宮城県石巻市で活動してきました。


●5月29日

 岡山から東京に移動。

●5月30日

 7時45分に東京を出発。車での移動で14時頃、仙台付近。15時頃、石巻市入り。16時、バイタルネット石巻支店に到着。明日からのスケジュールを聞く。17時頃、石巻薬剤師会仮事務所に到着し、ミーティング。20時より、石巻薬剤師会の丹野先生よりオリエンテーションを受けた。

●5月31日

 5時30分起床。6時45分より朝のミーティング。8時に、バイタルネット石巻支店に到着。OTC(一般用医薬品)聞き取り班として活動することになる。仕事内容は、各避難所を巡回して、OTC(一般用医薬品)の配達や衛生状態・要望等を聞き取りし、アドバイスをすること。9時に出発し、午前中は配達1件、巡回2件。午後からは、巡回1件。16時にバイタルネット石巻支店へ戻る。石巻市はどの時間帯もいたるところで渋滞があり、そう遠くない場所への移動でもかなりの時間を要する。また、巡回する避難所をあらかじめ決めてから出発するが、資料がまとまっておらず、下調べの段階でも時間を使ってしまった。17時ごろ、石巻薬剤師会仮事務所に戻る。18時から夕方のミーティング。

●6月1日

 5時30分起床。6時45分より朝のミーティング。8時30分ごろ、バイタルネット石巻支店に到着。午前は巡回に出ず、巡回すべき避難所の資料をまとめる作業を行った。午後から巡回2件行った。17時ごろ、石巻薬剤師会仮事務所に戻る。18時よりミーティング。この日は、東京で借りたレンタカーのエンジンに問題が発生し、急きょ石巻市でレンタカーの代車を借りる。以降、中国ブロックチームは、この代車を東京に戻るまで使用した。

●6月2日

 5時30分起床。6時45分より朝のミーティング。8時30分ごろ、バイタルネット石巻支店に到着。午前中は配達を2件行った。13時にバイタルネット石巻支店に戻り、後処理を行う。14時に挨拶をすまし、東京へ戻った。

●6月3日

 東京から岡山に移動。

●感想

 5/29~6/3の段階では、避難所での生活をされている方が大勢おられるが、町は通常通り動いている感じであり、ボランティア参加中の生活で困ることはなかった。店も開いており、仮事務所でも温水が使用できる状態だった。災害の急性期は過ぎており、復興支援に力を入れていく時期になっている。だが避難所によっては、衛生状態等で問題を抱えている場所もあった。義援金の使い道で困っているという話を聞くが、現地を直接見たならば、その使い道はいくらでも思いつくだろう。せっかくの義援金、もっと効果的に使用できたらと思う。

石巻市風景1

石巻市風景1

石巻市風景2

石巻市風景2


ボランティア報告 2

報告者 森川

 東日本大震災で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。この度日本薬剤師会の支援活動に参加して参りましたので簡単にではありますがご報告させていただきます。

●活動期間 H23年6月26日~H23年6月30日

●活動場所 宮城県石巻市牡鹿半島地域 (一般用薬品『OTC』聞き取り班) および湊小学校避難所 

●活動内容報告


●1日目

  • 岡山からは私を含めて薬剤師2人。岡山~仙台は新幹線移動。仙台駅にて広島の薬剤師2人と合流しました。日曜日ということもありましたが仙台駅は人も多く活気があったように見えます。
  • 仙台からレンタカーで我々の活動地域の石巻市へ向かいましたが道路脇は凸凹があり地震の被害を感じました。
  • 石巻のインター付近はイオンもあり開店している店も多いですが海に近い渡波地区・石巻港周辺・市立病院周辺の津波被害の大きさを目の当たりにしたときは言葉も出ませんでした。
  • 我々の活動拠点の石巻薬剤師会仮事務所では毎日朝・夕にミーティングがあります。初日は石巻市薬剤師会の丹野先生より震災時から現在までの話を聞きました。地震発生時の体験談は本当に衝撃的で心に残る話ばかりでした。ミーティングにより自分の派遣場所は湊小学校診療所に決定しました。
  • 湊小学校診療所での支援活動内容
  • 支援医療チームの医師による診察後、発行される院外処方せんの監査が主な活動です。
  • 近隣調剤薬局は少しずつ業務再開してきているので地域医療復興へ向けて避難者の方々に近隣医療機関の紹介なども薬剤師が行います。
  • 急性期疾患は診療所内で対応することもあるので薬剤師がカルテからお薬、薬袋、手帳を準備して患者様に服薬指導を行います。

●2日目

 午前中は沖縄日赤チームの湊中学校回診に同行しました。

 湊中学校の状況

  • 湊中学校は湊小学校よりやや海側にあり臭いがやや強い感じがあります。
  • 避難者は37人ほどと湊小学校に比べかなり少なく1家族1部屋のようでした。一方でハエの数は湊小学校よりも多いと感じました。衛生環境はあまりよくないのでしょうか?

●3日目

 各避難所をまわりOTCの聞き取り調査(必要なもの・過剰にあるものの回収・適正使用)を行いました。

OTC斑の支援について

  • 牡鹿半島を走っているとこんな高台まで??というところまで津波が襲った形跡がありました。あらためて規模の大きさ、津波の恐ろしさを感じました。
  • 避難所の方々の要望で多かったのは、ハエ・蚊・ダニ・その他害虫駆除用品、および虫よけスプレー、虫さされに塗る薬でした。また山近くの避難所ではヒル対策の声もありました。

支援を終えての感想

  • 復興は少しずつ進んでいるようですが被害範囲が広範囲かつ大規模なのでかなりの時間と労力が必要だと感じました。薬剤師会の支援活動は6月で終了ですが今後も他の形での支援は必要だと思います。
  • これからの支援活動は地域全体の復興を目指した活動が大事になってくると感じました。
  • 薬剤師は今後環境衛生面での復興支援活動で活躍することができそうです。
  • この度は薬剤師会の皆様、おかやま薬局の社員の皆様など様々な方々のおかげでこのような支援活動に参加することができました。本当にありがとうございました。

がんばろう石巻のボード
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ボランティアたち
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共に生きようの寄せ書き
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医薬品の仕分け作業
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